アフターコロナ飲食店の接客②
皆様こんにちは。すっかり初夏の気候ですが、いかがお過ごしでしょうか。
本日は6月8日、今のこの時期は24節気の「芒種」という季節となります。
穀物の種を蒔く時期で、田植えが始まるシーズンです。
農家の方々はこれからが最盛期に入りますが、それと共に梅雨が始まる季節でもありますね(^-^;
暑さや雨と闘いながら一生懸命育ててくださった作物が、後に私達の食卓に上がります。
本当に感謝です。
前回コロナウイルス感染症の影響で変化した飲食店の接客の在り方で、気を付けるべきことの一つとして、マスク着用時の目の表情についてお伝えしました。
今回は商品提供時に気をつけたいことについて書いていきたいと思います。
お客様同士やスタッフとお客様のソーシャルディスタンスに配慮できなければ、今の飲食店は成り立たないでしょう。
お客様同士のソーシャルディスタンスについては、各店舗でかなり工夫なさっていますね。
今日はスタッフが商品を提供する際の空間管理についてです。
これまでの営業時でもお客様との距離感はとても重要でした。
ただ頭では理解しているが中々営業中は意識できていない、という方も少なくないのではないでしょうか。
御案内する際やレジ前などでは配慮できていても、やはりお料理を提供する際はどうしても近くなりますし、商品名をお伝えしながら提供したいですよね。
商品の説明もできるだけしたい。
私は今まで多くの飲食店を拝見し研修してきたなかで、これに気をつければ随分雰囲気が変わりますよとお伝えしていたことがあります。
それは動きに「留め」をつくることです。
自身や店舗スタッフの接客時の様子を思い浮かべてみてください。
ながら動きになっていないでしょうか?
「お待たせしました。こちらが○○です。」と伝えながら、手が動いて提供していませんか?
「失礼します」と言いながら、すでにその間合いに入っていませんか?
お客様のパーソナルスペース(腕を伸ばして倍位の距離)に入る前に、止まって「失礼します、お待たせしました。○○をお持ちしました」と伝えてから、1歩前に出て商品を置く。商品を置いたら、また1歩下がり商品の説明などをします。
全ての行動に「留め」をつけることで、メリハリもできます。
そして、自然に距離感が保たれるのです。
また知らずにお客様の耳元で何かを話すということや商品の間近くで話すこともなくなりますので、お客様も安心できるでしょう。
今は皆が距離感に敏感になっている時です。まずはできることから、意識して癖づけてみましょう。
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